新規部品の立ち上げから携われるのが営業職の醍醐味
出身が自動車の町・豊田市で、自動車関連のものづくり企業で働くことに憧れがありました。特に自動車の内装関連企業での営業職を志望。最終的には、当社の面接時に一番自分を出せたことが決め手となって入社しました。現在は大手自動車メーカーの内装樹脂部品やインパネ、コンソール、エアコン周辺の樹脂などの量産品のルート営業がメインの仕事です。単に商品を仕入れて販売するという仕事ではなく、新車を立ち上げる際の新規内装樹脂部品の立ち上げから、製造を委託する協力会社の生産管理や進捗管理、量産管理まで行っています。営業とはいえ、ものづくりに深く関わる仕事ですから、自分が立ち上げた部品を搭載した車種を街中で見かけた時が、この仕事で一番嬉しい瞬間で、思わずニヤリとしてしまいます。
すべての経験が次に生きる。
自己成長の実感がモチベーションに
一度、大型製品を受注し、新たに金型製作から行うことになった案件がありました。これまでに経験したことのない大きなものだったため、何もかもが手探り状態。結局予算の折り合いがなかなかつかず、納期が迫る中、金型の手配が大幅に遅れてしまったのです。納期に間に合わせるために、自ら群馬の成形メーカーに試作の立会いに出向き、その足でお客様のところに持ち込みました。委託メーカーの協力もあって、何とか納期に間に合ったのですが、あの時の経験は、今の仕事に向かう姿勢に大きな影響を与えたと思っています。ただ、納品の際に、お客様から「よくやってくれた。ありがとう」と言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。またその後の大型製品の案件に、この経験を活かすことができ、当社での営業の仕事の面白さをまたひとつ見つけた気がしました。
先輩から後輩へ。タスキを繋ぐことも重要な役割
今は、先輩の担当のお客様の案件に、先輩と一緒に担当させてもらっています。先輩と同行していると、営業に行っているのにも関わらず、どのお客様からも「建設ゴムさん、よく来てくれたね」と歓迎してもらえることに最初は少し驚きました。それだけ今の先輩や上司がお客様との良好な関係を築いてきて、お客様から本当に頼りにされているのだと実感しました。先輩や上司は知識も豊富ですし、技術力も行動力もあり、いつでもどんな時でも相談に乗ってくれますし、適切な指示もしてくれます。安心して仕事に専念できる環境は当社の大きな魅力だと思います。今後、5年目までには独り立ちをして自分のお客様を担当し、私らしいお客様との関係性を着実に築き上げていき、後輩につないでいくことも私の使命だと考えています。