魅力を感じた、製品とビジネスモデル
子どもの頃から自動車が大好きで、車に関わる仕事を希望していました。特に人の目に触れやすい外装部品を扱う企業に魅力を感じる中、当社との出会いがありました。自動車部品だけでなくOA機器など、幅広い製品を扱う「メーカー型商社」というビジネスモデルや、将来の需要拡大が見込まれる樹脂やゴムをメイン商材としていること、そして何より身近なところで当社の製品が使われていることに魅力を感じ、入社を決意。現在、製品の不具合が確認された場合に、委託している仕入先メーカーで検証し、再発防止策を考えると同時に、さらなる品質向上を目指し、お客様に安心して使っていただける製品を届けることが仕事の柱です。文系出身で右も左もわからないながら、この2年間でスキルが身につき、お客様に頼ってもらえるようになってきたのは、丁寧に指導してくれる先輩や、温かく受け入れてくれる仕入先の方々のおかげだと実感しています。
復旧作業を通じて、自分のやるべきことが明確に
納品先のお客様の工場で、製造ラインが止まってしまうほどの重大不具合が発生したことがありました。その工場は営業所からはかなり遠方にあり、しかも連絡があったのが夕方。次の日までに復旧させるため、現場に向かいました。結局、金具の錆びが原因だとわかり、ひとつずつ錆びを落とした結果、通常運転できるように復旧できました。この時ばかりは、未然に対処ができなかったことに自分の力不足を思い知らされ、落ち込みましたが、お客様には感謝していただきその後とてもいい信頼関係を築くことができたことは、私にとってはいい経験になったと思っています。これをきっかけに、再発防止はもちろん、不具合の未然防止にまで踏み込んで仕事に取り組んでいかなければと、仕事への責任感をあらためて強く感じるようになりました。
可能性を秘めた当社で存在感を放つ
自動車産業界において、あらゆる関連企業は、世界で通用するような非常に高い技術を求められています。時代に応じて迅速に対応できるよう、会社としても、私個人としても成長を続けていかなければなりません。その点「メーカー型商社」という、国内では商社機能、海外ではメーカー機能の双方を持ちあわせ、多岐に渡って活躍できる場があることで、成長できるチャンスが多くあること。さらにそれぞれの拠点におけるお客様の業界は幅広く、事業内容も様々なため、広い視野で仕事を俯瞰することで、得るものも大きいと感じています。当社のメイン商材である合成樹脂は、まだ世の中に普及して1世紀足らず。今後、さらに当社への期待が高まる中、私自身もより多くの場面で活躍できるような、当社にとってなくてはならない人材になりたいと思っています。